会長ご挨拶
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日本がん予防学会
会長 白井 智之
(名古屋市立大学大学院医学研究科教授) |
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第16回日本がん予防学会を昨年と同様な形式で、第32回日本がん疫学研究会と第10回日本がん分子疫学研究会と合同で「がん予防大会2009愛知」として6月16日と17日の2日間、愛知がんセンターの国際医学交流センターで開催いたします。
平成19年度からスタートした‘がん対策基本法’の第三章には基本的施策の3つの大きな柱があり、そのトップにがんの予防および早期発見の推進があげられています。日本がん予防学会の会員にはがん予防に関する基礎的な研究を専門とされている研究者が多い中、がんの予防を総合的に考察し、よりヒトのがん予防に役立つ研究成果を生み出すにはがんの疫学を専門とされている研究者と意見交換し、最新の情報と知識を得ることが不可欠と考えます。これは最近声高にいわれるトランスレーショナルリサーチに通じる重要な環境といえましょう。
本大会では主課題を「予防の容易ながん困難ながん」として、ヒトの各種の腫瘍を同一に捉えるのではなく、予防が比較的様なものと、困難なものに分け、それぞれの違ったアプローチで対応を考えようという企画です。
特別講演として、「自然に学びそして地球環境問題に取り組む」というタイトルでエコネット近畿・副理事長の仲津英治氏に、招へい講演として国立国際医療センター・国府台病院・肝炎・免疫研究センター長の溝上雅史氏と北海道大大学院医学系研究科教授の浅香正博氏にそれぞれ「何故日本人に肝がんが多いのか、その原因と予防」と「ヘリコバクタピロリ関連胃がんの予防(仮)」という内容でお話いただきます。さらにシンポジウムを3題、「アジアのがんの特性と予防対策」、「動物発がんと予防:動物実験からヒトへの応用」、もう一つは「遺伝子多型と家族性がん」というタイトルで企画いたしました。
会員の多くの皆様のふるってのご参加を心より願っております。