日本がん予防学会:第2回奨励賞について
第2回奨励賞受賞者を決定いたしましたので、お知らせいたします。
■第2回奨励賞(基礎)受賞者 ※臨床・疫学は応募者なし
名古屋市立大学大学院医学研究科 実験病態病理学 准教授
内木 綾
【研究課題名】
酸化ストレスを基盤とした発がんモデル樹立によるメカニズム研究とルテオリンによる予防研究
【受賞者コメント】
このたび、日本がん予防学会奨励賞を受賞させていただき、誠にありがとうございます。
このような素晴らしい賞をいただき、大変光栄に存じます。
食品成分に着目したがん予防研究を進める中で、フラボノイドの一種であるルテオリンが
複数のがん種の予防に有効であることが明らかになり、現在は前立腺癌の臨床研究に発展しております。
この成果は私一人の力では決して成し遂げられなかったものであり、
これまでご指導、ご支援くださった多くの先生方に、深く感謝申し上げます。
また、日々ともに励んできた研究グループの努力が実を結び、私たちが目指してきたものが
評価されましたことを、グループ一同大変嬉しく思っております。
この受賞を励みに、今後も一層努力し、がん予防研究の発展に貢献できるよう精進してまいります。
引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
*授賞式は、2024年9月7日に第31回日本がん予防学会総会にて執り行いました。